氷について

己斐製氷の氷の特徴

_DSC1820

己斐製氷の氷はただの氷ではありません。
では、一般家庭で作られる氷と何が違うのでしょうか??

  • 透き通っている
  • なかなか溶けない
  • そして美味しい
透き通っている

_DSC1867

一般の家庭で作られる氷と見比べて、一目瞭然なのは『氷が透き通っている』点です。

己斐製氷では、約3日間かけて135kgの大きな塊の氷を作っています。アイス缶に水を注ぎ-8℃の塩化カルシウム水溶液で缶の周りから冷却するのですが、水は純度の高いところから凍る性質があり、水分子が揃い、気泡などが入っていない部分から少しずつ固まっていきます。この過程にじっくり時間をかける事で氷の透明度が高まり、かつ純度の高い氷ができあがります。

尚、よく驚かれるのですが、己斐製氷で使っているお水は一般の水道水と変わりありません。(詳細後述)

なかなか溶けない

_DSC1870

己斐製氷の氷は、一般の氷に比べると夏場でもなかなか溶けません。時間をかけて凍らせる事で分子が均一になり、気泡も入らないので見た目が美しいだけでなく、ギュッと固くしまって溶けにくい氷が出来上がります。一般の氷の融解が早いのは、気泡の部分から一度に解け始めるためです。

そして美味しい

_DSC1871-2

時間をかけて凍らせていく中で、水に含まれる塩素やその他不純物が少しずつ抜けていき、普通の水でもおいしい氷へと仕上がります。これは氷が結晶していく過程で不純物をはじき出す作用が働くためで、できあがった氷は事実上の『超純水(※)』と言えます。

水の分子はとても小さい(分子量18)ため、たとえばウラン(分子量238)やプルトニウム(分子量244)といった物騒なものも水の結晶内には入りません。よって美味しいだけでなく、安全面においても非常に安心してご利用いただけます。

また、溶けにくい事から、お酒を始めとする飲み物の味を薄めることが無いので、その意味でも純粋に美味しく召し上がっていただけます。

※超純水:純度99.999%と限りなく100%に近い状態の水。半導体や液晶などの製造過程における洗浄などて使用されており、通常は純水製造の為の機器を使用して作られます。

製品の背景

_DSC1799

己斐製氷のアイス缶は1缶が36貫(135kg)あります。1貫目とは、昔の重さの単位で3.75kgです。

この36貫ある大きな氷を、大きなアイスカッターを使い、人の手で小さく切り分けて作ります。角氷であれば1貫ごとに、プレート氷であれば2kgといった具合に切り分け、それぞれ袋に入れて製品の状態にします。

また、LLダイヤアイスであれば専用の機械でキューブ状に仕上げ、形の悪いものを選別除去し、良いものだけをパッケージにして出荷となります。

ドライアイス

ドライアイス

ドライアイスは二酸化炭素を高圧低温で押し固めたもので
約-79℃で昇華します

もちろんその温度以下で保存しないと貯蔵することはできません
ただし、新聞紙などで包み発砲スチロールなどで完全密封すれば昇華速度を遅らせることができます。

保冷能力は同体積の氷の3.3倍あります
(ただ氷よりお値段が3.3倍以上あるのでどっちがお得なのでしょうか…)

↓左はブロックタイプのドライアイス、右はペレットタイプのドライアイス

当社ではどちらも扱っていますが基本1kg単位でお願いしております
1kgはビデオテープ1本分の大きさです

保冷剤

保冷剤

これは高吸水性樹脂(ポリアクリル酸ナトリウム)に水を吸着させパックづめしたものです。
高吸水性樹脂は紙おむつなどの中にも入ってます。

冷やせば冷やしたその温度の保冷剤になり、破れるまで何度も利用できます。
ケーキなどに入っていたらすかさず取っておいて、熱が出た時などにタオルでまいて冷えピタ代わりに使いましょう!

ただしこれは大変多くの熱量を吸収しますので、冷凍庫に入れておくと冷えが悪くなりますので、ケーキ屋さんなど業務用で大量にご使用になるところでは注意が必要です。使う段階になってもまだ固まってなかった! 電気代が高額に! など、知らないところでお金かかります。

そんな時は賢く当社で凍結した保冷剤を買い求め下さい。1ケース単位からの販売となります。詳しくはお電話にてお問い合わせください。